使える倉庫を建てたい会社の 【倉庫建築工法】比較ガイド
TOP » テント倉庫とは

テント倉庫とは

ここでは、倉庫を建築するにあたって工法で悩んでいる方のために、テント倉庫の情報をまとめました。

テント倉庫の定義・特徴、テント倉庫を建てることのメリット・デメリット、またテント倉庫が向いているケースなどについて紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。

有限会社ホリケンのテント倉庫施工事例
引用元HP:太陽工業公式HP
https://www.tentsouko.com/achievement/有限会社ホリケン%e3%80%80様/

テント倉庫とは、軽量鉄骨で骨組みを組んで、その上からシート状の膜を張るタイプの倉庫です。延べ面積が1000m2未満、軒高5m以下、平屋建てであることが条件で「建築物」とみなされ、建築確認申請などの手続きが必要になります。

テント倉庫の特徴と費用

なんといってもその手軽さがテント倉庫の最大の魅力。基本的に、骨組みにシートを張るだけのシンプルな構造のため、工期が短く、コストも安く抑えられます。

ただし、他の構造の倉庫と比べて耐用年数は短くなるでしょう。そのため短期の運用にはとくに適した工法の倉庫といえます。

また、骨組みをレール上で移動させて折りたためる構造のテント倉庫もあり、雨天時のみにテントを張りたいといった場合に非常に便利です。

実際どれくらいコストを抑えられるのか知るために、テント倉庫とプレハブ建築倉庫、システム建築倉庫の費用を比較しています。

テント倉庫の費用を詳しく見る

テント倉庫のメリット

上で紹介したように、テント倉庫にはたくさんのメリットがあります。

倉庫を建設するにあたり、システム建築やプレハブ建築は検討したけれど、「テント倉庫は盲点だった…」という方も多いのではないでしょうか。

このカテゴリでは、テント倉庫をさらに掘り下げた記事を執筆しています。

テント倉庫のメリットをもっと見る

テント倉庫のデメリット

テント倉庫が建てられる会社

テント倉庫の建築に対応している会社は数多く存在しますが、建築のノウハウやスキル、魅力や強みは会社によって異なります。大型のスポーツ施設やドームなどの大規模建築に対応している会社もあれば、小規模~中規模のテント倉庫を得意とする地域密着型の会社もあります。全国各地にあるテント倉庫建築会社を調査して対応エリア別にご紹介しているのでチェックしてみてください。

首都圏の施工実績が豊富な
テント倉庫建設会社はコチラ

大阪エリア

大阪エリアでテント倉庫の施工に対応している建築会社を5社紹介しています。倉庫に使用する膜材を自社で開発・製造している会社、土地の調査からワンストップで対応してくれる会社、テント倉庫のほかに店舗用倉庫も取り扱っている会社など、それぞれおすすめポイントが異なるのでチェックしてみてください。

大阪エリアの施工に対応している
テント倉庫会社を見る

茨城エリア

茨城エリアでテント倉庫に対応している会社を調査して、おすすめの5社を紹介しています。茨城エリアで実際に建てられたテント(膜構造物)の施工事例と合わせてご紹介しているので覗いてみてください。予科練平和祈念館内に建設されたテント倉庫、オプション(開閉シートドアやサッシドアなど)を搭載したテント倉庫、空調設備要らずのテント倉庫、蛇腹式(伸縮するタイプ)のテント倉庫など、画像付きで紹介しています。

茨城エリアの施工に対応している
テント倉庫会社を見る

愛知エリア

愛知エリアの施工に対応しているおすすめのテント倉庫建築会社を5社取り上げて、施工事例と共にご紹介しています。愛知県内に本社を構える地域密着の会社から、国内に留まらず世界中で活躍している大規模な会社まで幅広いラインナップ!各社が手掛けるテント倉庫の特徴をわかりやすくまとめています。

愛知エリアの施工に対応している
テント倉庫会社を見る

兵庫エリア

兵庫エリアでテント倉庫の建築に対応している会社を5社調査しました。東京ドームの施工を手掛けた有名会社、「完全自社生産」にこだわる会社、大正10年から続く歴史ある会社など、それぞれ注目したいポイントが異なります。用途や目的に合ったテント倉庫を建てられそうな会社がないか探してみてください。

兵庫エリアの施工に対応している
テント倉庫会社を見る

岐阜エリア

岐阜エリアで活躍しているテント倉庫建築会社を5社取り上げ、岐阜エリアの施工事例と合わせて紹介しています。中には、岐阜市にあるOKBふれあい会館・サラマンカホール内の屋内イベント会場「アトリウム」を手掛けた会社もありますよ。対応エリアや会社の特徴をわかりやすくまとめているので、岐阜県内でテント倉庫の施工を依頼したい方はぜひご活用ください。

岐阜エリアの施工に対応している
テント倉庫会社を見る

静岡エリア

静岡エリアでテント倉庫の施工を手掛けている建築会社を5社ピックアップ。各社の会社の紹介と合わせて、静岡エリアで建てられた膜構造物の施工事例も掲載しています。

全国展開している会社が多いので、静岡県近隣にお住いの方も参考になるかもしれません。テント倉庫会社選びに困っている方は、ぜひ参考にしてください。

静岡エリアの施工に対応している
テント倉庫会社を見る

番外編!レンタル・リースできるテント倉庫

テント倉庫では、レンタルやリースを活用することもできますが、レンタルとリースにはそれぞれに契約内容の違いや、メリット・デメリットが存在します。

テントを使用する期間や工期、保管するものの種類、必要なサイズや費用といった様々な条件を総合的に判断して、目的に応じたベストな契約方法を選択することが大切です。

レンタル・リースできるテント倉庫について詳しくみる

立てる前に知っておきたい!テント倉庫の基礎知識

テント倉庫の工期は?

テント倉庫の魅力は、なんといっても工期が短いということ。非常に軽量なため、地盤が緩い立地でも杭工事は不要です。その結果、杭工事にかかる期間を短縮できるという仕組み。新設する場合はもちろんのこと、移設や増築においても短い期間で対応してもらえます。

テント倉庫建設の流れや確認申請手続きについて詳しくまとめているので、短期間で倉庫を建てたい方は覗いてみてください。

テント倉庫の工期を詳しくチェック

テント倉庫の耐久性・耐震性は?

テント倉庫の耐久性は15~20年といわれており、シートの張り替えや交換は10~13年が目安です。耐震性については建物自体が軽いため、一般建築物よりも影響を受けにくいとされています。

建築部材が軽いため、万がいち地震の被害にあっても容易に解体できるほか、がれき撤去も不要です。テント倉庫の耐用年数や地震の対策、耐震診断を受けたほうがいいテント倉庫について詳しくまとめているので参考にどうぞ。

テント倉庫の耐久性・耐震性を詳しくチェック

テント倉庫でできること

基本は倉庫としての使用のみ

テント倉庫を設置する場合、役所へ建築確認申請が必要です。もし申請した内容が国土交通省告示667号(建築法規)の範囲外だった場合、法律違反と見なされます。

国土交通省告示667号によると、テント倉庫に該当するのは規模1,000m2以下の倉庫のみ。軒高や階数、構造に関しても細かな規定があります。

テント倉庫が国土交通省告示667号に該当する場合は、安全性の都合上倉庫以外の目的で使用できません。また、規定項目を満たしていないのに倉庫として使用するのも、法律違反にあたるためNGです。

テント倉庫は一時的な保管場所にピッタリ

テント倉庫は、1,000m2規模でも低コストで建てられるのが魅力。大きな機械や大量に仕入れた商品など、一時的に場所をとる物の保管場所に最適です。

申請内容次第では万能アイテムになる可能性アリ

テント倉庫ではなく膜構造建築物として役所に申請した場合、倉庫以外の用途で利用できる可能性があります。使い道を広げるのに必要な条件は、国土交通省告示第666号の基準を満たすこと。膜構造建築物は倉庫と違い、室内に人が入ることが予測されるため、構造や安全性の基準がさらに厳しくなります。

膜構造建築物として役所に承認されると法律上「テント倉庫」ではなくなりますが、さまざまなシーンで利用可能に。例えば、イベントの仮設テント、作業場やスポーツ練習場、プールなどで重宝されます。軽くて設置しやすいため、雨風をしのぐ作業スペースとして設置している人が多いそうです。

テント倉庫でできないこと

制限はないけれど注意が必要

原則、倉庫としての制限はありません。危険物の保管に関しても、法律上は種類や数に制限があるものの、保管自体は可能です。

ただし、テント倉庫は保管する物に向き不向きがあります。日中は光が入りやすく、保温性が高い構造なので、熱に弱い精密機器や光によって変色する商品の保管には向きません。また、一般的な倉庫と比べると強度が低いため、万が一のことを考えると預り品や高価な商品を保管するのも避けたほうが良いでしょう。

テント倉庫の膜とは?

テント倉庫では、屋根や壁として使われる膜の材料について考えることが欠かせません。

テント倉庫の膜材料は、種類によって重量や透光性、耐久性・強度など色々な点で違いが現れます。

膜材料の性能や特徴、使用可能な条件などについてきちんと把握しておくことは、ベストなテント倉庫を選ぶ上でとても大切といえるでしょう。

テント倉庫の膜材料について詳しくみる

テント倉庫の建築に関する法律

膜構造建築物の中でも、テント倉庫は法律によって国土交通省告示667号の基準を満たしていなければならないとされており、その上で原則的に建築確認申請が必要とされています。

また、テント倉庫のサイズや規模、周辺環境や地域の条例などによって、使用できる生地の種類も異なってくるため、事前に確認しておきましょう。

テント倉庫の建築に関する法律について
詳しくみる

テント倉庫のオプションの種類

多くの建設会社で取り扱いのある代表的なテント倉庫のオプションについてご紹介しまていす(※こまかなオプション内容は建設会社によって異なるため、あくまでも参考としてお読みください)。

天井部分のオプション(LED)について

テント倉庫が誕生した頃、照明と言えば水銀ランプや蛍光灯が主流でしたが、最近は蛍光灯や水銀ランプよりも寿命の長い「LED」が注目されています。

LED設置はオプション扱いとしている会社が多いため、通常のテント倉庫建設よりもコストがかかってしまいます。しかし、省エネルギーで電気代を抑えられるため、長い目で見るとコストパフォーマンスが良いのです。

これからテント倉庫を建てられる方はもちろん、現在水銀ランプのテント倉庫を所有されている方にもおすすめ。2021年以降は水銀ランプの製造・輸出入自体が禁止になるため、現在水銀ランプのテント倉庫を所有されている方はLEDへの交換を検討しておいたほうが良いでしょう。

ドア部分のオプションについて

ドア部分は素材からサイズ、機能まで、幅広いオプションが用意されています。テント倉庫の用途や搬入・搬出物に合わせてオプションを選択しましょう。

ここでは、代表的なドア部分のオプション「シートカーテン」と「シートドア」のおすすめポイントをご紹介します。

シートカーテン

シートカーテンのおすすめポイントは、開口部を大きく解放できる点。シートドアの開口部は間口10mに対して5mほどですが、シートカーテンは間口10mに対して9mほど確保できます。

シートドア

シートドアはアルミドアやシャッターに比べて軽量で、動きがスムーズなオプションドア。倉庫の側面の長さに応じて、シートドアを複数設置するケースもあります。

シートカーテンに比べて開口部の間口は小さめですが、防犯性に優れているのがポイント。さらに防犯性を高めたい場合は、スチールシャッターがおすすめです。

テント倉庫のオプションの施工事例

オプションを付けたテント倉庫の施工事例をピックアップしました。テント倉庫の機能も合わせて参考にして下さい。

株式会社幕張工業

株式会社幕張工業_事例 画像引用元:株式会社幕張工業
(http://www.maku-1998.com/2016/04/990/)

スライドカーテンを採用したテント倉庫の事例です。カーテンタイプは用途や天候によって簡単に開け閉めできるのがメリット。またドアの場合は幅が決められていますが、カーテンは搬入物の大きさも問いません。ただし防犯性は低くなるので、保管するものが制限されてしまうのが難点です。

松山産業株式会社

松山産業株式会社_事例 画像引用元:松山産業株式会社
(http://matsuyamasangyo.co.jp/case/tent/warehouse/019-003/)

昇降用タラップと照明を取り付けた事例です。多雪地域ということで、雪が屋根に積もったことを考えタラップを採用しています。また可燃物を保管しているので、火災のようなトラブルが発生した場合にも、消火作業に役立つでしょう。

株式会社シンテック

株式会社シンテック_事例 画像引用元:株式会社シンテック
(http://big-tent.net/service/warehouse/option/)

ガラリという吸気口を設置している事例です。テント倉庫は湿度や気温が高くなりがちで、外気との気温差で結露が発生することがあります。吸気口を設置することで、内部の温まった空気を外に逃してくれる効果が期待できます。稼働音はしないので、倉庫内は静かです。

太陽工業株式会社

太陽工業株式会社_事例 画像引用元:太陽工業株式会社
(https://www.tentsouko.com/achievement/株式会社rose-universe 様/)

生花を扱っている仕分け場です。軒樋が設置できる水切りプレート「汚れなカッター」と、断熱効果をアップする二重膜システムをオプションで導入しています。植物は室内の気温により品質が左右されるため、空調管理が重要です。

株式会社ハシマシート工業

株式会社ハシマシート工業_事例 画像引用元:株式会社ハシマシート工業
(https://ameblo.jp/hashima-sheet/entry-12089669492.html)

テント倉庫の室内は温まりやすいため、屋根に発生した結露が水滴になり落下することも懸念されます。そんなときは水滴の落下を防ぐ内幕が役立ちます。保管している商品を濡らしたり、品質を落としたりする可能性を事前に防ぐことが大切です。

テント倉庫のシート生地の規制について

テント倉庫の建築コストは、使用するシート生地の種類によって変わります。テント倉庫を建てる地域や保管物によって使用できるシート生地の取り決めがあるため、事前に確認しておきましょう。

参考までに防火地域、準防火地域、22条区域のシート生地の制約をまとめています。

保管資材が不燃性の場合

防火地域、準防火地域、22条区域

保管資材が可燃性の場合

防火地域

準防火地域

22条区域

※燃え抜き防止膜を併用する場合は屋根材を防炎にすることが可能

【番外編】テント倉庫の消防設備について

不燃物を保管する目的でテント倉庫を建てる際は、消防法の消火設備目安にのっとり消火器具を設置する必要があります。

消化器具の設置場所や数量など、詳しい内容はテント倉庫建設会社や所轄の消防署に問い合わせてみてください。

テント倉庫という選択肢は適切?

保管する商品によりけり

テント倉庫は低コストで設置できる保管場所ですが、大切な物を長期保管するのには向いていません。野菜の温室と同じように熱がこもりやすい構造なため、精密機械や熱に弱い商品を保管するのは好ましくありません。倉庫業を営んでいる人に関しても、預り物の品質を保管中に下げてしまうおそれがあるため、リスクが大きいです。

テント倉庫を設置する場合は熱に強い商品を保管するか、あくまでも一時的な保管場所として使用したほうが良いでしょう。

500m²の平屋倉庫を建てたら…?費用・工期・耐久性で比べた倉庫建築早見表

サイトマップ