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宮崎エリアの施工に対応している倉庫建築会社
倉庫建築の種類は主にテント倉庫・システム建築・プレハブの3つがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットをまずは把握していきましょう。
倉庫建築の種類
テント倉庫
耐久性や耐候性などを追求したテントシートを、金属製の骨組みに取り付けて建設する膜構造建築物です。仕組みがシンプルなため、工期を短縮してコストを節約できる点はメリットです。また耐震性にも優れており、適切なメンテナンスを続けていけば十年単位で使用し続けられることも重要でしょう。
シートの素材や機能性を厳選することで危険物から食品まで様々な製品を保管することができます。
システム建築
CADシステムなどを導入することで、倉庫建築の部材と手順をシステム化して、合理的に部材の選定や作業工程のプランニングを行えるようにされた建築工法です。規格化されたシステムによって、在来工法よりも設計の自由度などが劣る反面、テント倉庫やプレハブ倉庫よりも強度や寿命を獲得することができます。
コストをかけても倉庫の耐久性や耐震性を追求したい人や企業のニーズへ応えています。
プレハブ工法・プレハブ倉庫
プレハブ工法は、工場で倉庫建築に必要な部材や部品の生産・製作を行っておき、現場へ各パーツを運搬して組み立てる建築スタイルです。それぞれのパーツが規格化されているため施工や解体、増築などを効率的に行うことができます。デザインや間取りの自由度には制限があるものの、倉庫だけでなく仮設の住居や店舗、事務所としても利用可能です。
工期やコストはテント倉庫とシステム建築の中間程度です。
宮崎エリアに対応しているテント倉庫建築会社
当サイトで紹介しているテント倉庫会社のなかから、公式サイトに宮崎での施工事例が掲載されている会社をリサーチしました。
太陽工業
太陽工業は国内外を問わず、様々なクライアントのニーズや設置環境・用途に合わせて大小のテント倉庫を提供している、テント倉庫建築会社です。自社工場ではISO9001認証を取得しており、経験を積んだ専門スタッフがグローバルスタンダードの品質基準で信頼できるテント素材やフレームなどを開発・製造しています。
アフターサービスも徹底しており、全国展開された拠点を中心としてメンテナンスを行います。
太陽工業のテント倉庫の施工事例
ガルバリウム鋼板のハイブリッドテント倉庫の事例
画像引用元:太陽工業公式サイト
(https://www.tentsouko.com/achievement/丸栄ニューウェーブ株式会社 様/)
2019年3月に宮崎県で竣工された、1,000m²を超えるガルバリウム鋼板とテントシートのハイブリッド倉庫です。外壁はダークグレーの鋼板で強度を高めつつ、天井には準不燃素材で透光性に優れたCMX220シート(ホワイト)を採用し、太陽の光で昼間の庫内の明るさを担保しました。
大型テント倉庫の事例
画像引用元:太陽工業公式サイト
(https://www.tentsouko.com/achievement/旭有機材工業株式会社/)
宮崎県の工業会社において2013年に新設された大型テント倉庫の事例です。W18×L25.5×H5mのサイズが、透光性にも優れたクリームアイボリー色のシートで構成されています。入口には幅広の庇や安全ポールが設置され、悪天候時などの作業効率や安全性を向上させています。
山口産業
膜構造建築物のプロフェッショナルとして、テント倉庫の企画段階から提案や相談に対応しています。実際の構造計算やシート製作、現地の環境に合わせた施工も自社一貫体制で提供できるため、完全オーダーメイドのテント倉庫を叶えることも可能です。
本社工場はISO9001認証を取得しており、低コスト・短工期・高品質を希望するクライアントの場合、規格化テント倉庫の活用も検討できます。
山口産業のテント倉庫の施工事例
テント倉庫と上屋テントの施工事例
画像引用元:山口産業公式サイト
(https://membry.jp/project/仮設資材収納テント倉庫及び荷捌きテント/)
2021年5月に竣工された、宮崎県内にあるテント倉庫と上屋テントの施工事例です。仮設資材の収納場所と荷捌き場としての利用が目的とされており、敷地全体の高低差にも配慮しながら構造計算や設計を行って建設が完了されました。また、倉庫側面には企業ロゴもプリントされています。
周辺の景観との調和を考えたテント倉庫の事例
画像引用元:山口産業公式サイト
(https://membry.jp/project/原料保管用テント倉庫新築/)
宮崎県において2017年3月に竣工された、産業用のテント倉庫です。W15×L20×H5mという広々とした空間を有する建築物である一方、周辺の景観を損なわないようにと倉庫全体がココア色で統一されていることも特徴です。シートの耐久性や耐候性にも配慮されました。
ハシマシート工業
低コストで倉庫を建てたいと考えている企業のために、独自開発したテントシートやテント倉庫、レンタル倉庫などを提供しています。
自社開発したテント倉庫(特許番号2019-19253)やハイブリッドカーテン(特許番号2020-14757)などで特許を取得しているほか、実用新案の開発など新技術の研究にも余念がありません。
開発・製造だけでなく施工も自社一貫体制で請け負うため、工期短縮の相談も可能です。
ハシマシート工業のテント倉庫の施工事例
企業のイメージカラーを取り込んだ上屋テントの事例
画像引用元:ハシマシート工業公式サイト
(https://hashima1010.co.jp/works/企業カラーをテント生地に-宮崎県/)
宮崎県内にある企業からの依頼で設置された、荷捌き上屋テントです。クライアントのイメージカラーであるブルーを演出できるよう、ウルトラマックス生地の中から鮮やかな青色が選択されました。また、隣接工場に合わせて高さは6.5mとなっており、車輌などの乗り入れもスムーズです。