使える倉庫を建てたい会社の 【倉庫建築工法】比較ガイド
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維持費

倉庫を自社で建築する際に気にしておきたい維持費について説明します。

自社倉庫の固定費

一定にかかる経費として挙げられるのは、減価償却費、固定資産税、保険料、メンテナンス(修繕)費用です。ここでは、建物のライフサイクルコストについて工法ごとに詳しく紹介します。

建物を長く維持していくためにはメンテナンスが不可欠です。設計段階から建物を取り壊すまでにかかる費用を「ライフサイクルコスト」といいます。

ライフサイクルコストの割合を多く占めるのは、新築時にかかるイニシャルコストと思われがちですが、場合によってはその後にかかる費用の方が大きくなる傾向があります。

倉庫は、事務所や工場、マンションなどと比べて、建物維持にかかる費用は少ないといえるかも知れませんが、用途や工法によってもさまざまですので、事前に確認をしておくとよいでしょう。

自社倉庫の変動費

倉庫の変動費として挙げられるのは、主に電気代といえるでしょう。電気を消費する倉庫の設備といえば「照明」「空調機器」。そのほか、クレーンやスタッカクレーン(自動倉庫システム)、ケースコンベヤ・ソータ等のソリューションが加わると、その規模に応じたリース料や維持費が発生します。

電気料金の算出方法は、基本料金と電気量料金を足した料金です。

基本料金「基本料金単価×契約電力×(185-力率)/100」+電力量料金「電力量料金単価×使用電力量±燃料費調整額」

電気代節減のヒント

電力会社の切り替え

法人においても、電力会社は在来の電力会社と「PPS(新規参入の民間企業)」の中から選ぶのが一般的です。規模に合わせて契約の区分はそれぞれですが、倉庫の場合は主に「高圧(使用電力500kW未満)」「高圧(使用電力500kW以上)」が対象区分になるでしょう。

天井を透光性のある膜材にする(テント倉庫)

膜材が日光を透過させ庫内が明るくなるため、日中の照明コストを抑えることができます。例えば、消費電力415Wの水銀灯8台にかかる電気代を年間240日で換算した場合、テント倉庫は在来工法の倉庫よりも約20%の削減が可能です。

在来工法の倉庫:7,965kWh/年

HF400・消費電力415Wの水銀灯8台×1日点灯時間10時間

テント倉庫:1,593.6kWh/年

HF400・消費電力415Wの水銀灯8台×1日点灯時間2時間

テント倉庫はコストだけではなく、地球環境保全(CO2削減)の観点からも高く評価されています。建設から運用、解体までのライフサイクルを通して排出する「二酸化炭素量の合計」は指標環境負荷評価(LCCO2)で表すことができます。

倉庫の建設から解体までを10年と設定してCO2発生量を算出すると、在来工法の倉庫140トンに対し、テント倉庫は65トンまで抑えることが可能です。この差は、自家用車が東京~大阪間を約443往復した場合のCO2発生量に匹敵します。

低コストのLED照明器具を導入する

LED照明の最大のメリットは、蛍光灯や水銀灯などに比べて消費電力が小さいことです。一般的に、50%以上の削減効果が期待できるといわれています。ただし、水銀灯から切り替える場合はLED照明専用の安定器に交換する必要があり、高所作業車や足場が必要となります。工事費が高額になる可能性があるため、作業環境を見直して計画的に行いましょう。

このサイトでは、保管品別に実際の倉庫施工事例も紹介しています。

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