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音頭金属株式会社
音頭金属株式会社は、ユニットハウスやプレハブハウスの建築事業・レンタル事業を手掛けている石川県の会社です。会社の特徴や取り扱っているプレハブ商品のおすすめポイントをくわしく説明しています。
プレハブ建築メーカー「音頭金属株式会社」の特徴
音頭金属株式会社は、音頭グループの系列企業3社、傍系企業3社と連携しながらプレハブ建築事業を手掛けている会社です。
1949年(昭和24年)に創立して以来、プレハブハウスやユニットハウスのレンタル事業と建築事業、足場工事事業を柱として、サービスを提供してきた実績があります。
一級建築士、二級建築士が複数在籍しており、時代とともに多様化するニーズに合わせたプレハブ建築を提案しています。
音頭金属が提供する倉庫建築のおすすめポイントをまとめているので、参考にしてみてください。
ニーズに応じた2種類の工法
音頭金属株式会社は、プレハブ建築で2タイプの工法を採用しています。
ひとつは鉄骨銅縁工法(NOBLE)といわれるハイグレードタイプの工法。プレハブ建築のメリットを活かしつつ、一般建築同様の耐久性を兼ね備えたタイプです。
ふたつめは、プレハブ建築の基本を追求したパネル工法(KIND)。実用性と経済性を徹底追及し、プレハブ建築におけるメリットを活かしたタイプです。
そのため、倉庫建築の目的やニーズに合った工法を選べるでしょう。一時保管用の倉庫として利用したい場合はパネル工法を選択。農業用倉庫や物流倉庫として長期的に使用したい場合は鉄骨銅縁工法(NOBLE)を選択すると良いでしょう。
ちなみに、音頭金属株式会社の公式サイトには、鉄骨銅縁工法(NOBLE)の施工事例がたくさん掲載されています。2階建て、断熱・防火仕様など、プレハブ倉庫の概念を覆す自由な設計の倉庫が多く見られました。
比較目的別に
おすすめの工法と
まず見積を取るべき
倉庫建築会社を紹介
倉庫を建てる目的により、それに相応しい倉庫のスペックや費用、工期、耐震性が変わってきます。
そこでここでは、目的別にマッチしやすい工法とまず見積をとるべき倉庫建築会社をご紹介します。
「音頭金属株式会社」のプレハブ倉庫(レンタル商品)
音頭金属株式会社が展開しているプレハブレンタル商品の中から、倉庫として利用できるものをピックアップしてご紹介しています。
スーパーフラットタイプ
断熱性と耐久性に優れている商品。外観の美しさにも注目したいところです。高い強度と耐水性を兼ねているため、居住空間としても申し分ないでしょう。外壁にはサンドイッチ方式の両面カラー鋼板を採用しています。
スタンダードタイプ
強度とコストを両立させたバランスの取れたスタンダードタイプ。外壁材にカラー鉄板、内側に合板仕上げを施すことで、機能性を保ったままコストを抑えることに成功しています。スーパーフラットタイプ同様、耐久性に優れているため、倉庫としての利用はもちろん、事務所としても活用できるでしょう。
「音頭金属株式会社」のプレハブ倉庫の施工事例
石川県金沢市の施工事例

画像引用元:音頭金属株式会社公式サイト(http://ondo-k.co.jp/works/1246/)
令和元年10月竣工のサツマイモ保管庫。平屋建となっています。屋根にはフラット折板88タイプ(ガルバリウム鋼板)、外壁には角波カラー鋼板を使用しています。一見して倉庫には見えないようなおしゃれな外観になっています。
さつまいもは長期にわたる適切な温度と湿度の管理が必要となります。そのため内壁に水分の吸収性・排出性に優れたケイ酸カルシウム板を採用。庫内の温度と湿度を管理するため、低温仕様エアコンおよび空気対流用シーリングファンを設置し庫内の適正湿度を維持できるようしています。
石川県能美郡の施工事例

画像引用元:音頭金属株式会社公式サイト(http://ondo-k.co.jp/works/1277/)
令和元年8月竣工の器材倉庫です。4.5間 × 10間、147.429㎡の平屋建となっています。屋根にはフラット折板88タイプ(ガルバリウム鋼板)、外壁には角波カラー鋼板を使用しています。 側面には雨天時にも作業ができるよう、庇(ひさし)を設けています。車両による機材の搬出入が多いため建物正面に車両乗り入れ用のシャッターを配置。側面には人の出入り口を設置しているので、動線がわかりやすく、使いやすい設計となっています。
福井県あわら市の施工事例

画像引用元:音頭金属株式会社公式サイト(http://ondo-k.co.jp/works/1253/)
令和元年9月竣工の部品倉庫です。134.29㎡の平屋建となっています。屋根にはフラット折板90タイプ(ガルバリウム鋼板)、外壁には角波カラー鋼板を使用しています。倉庫内部で走行クレーンを使用するため、梁下5.5mを確保しています。
会社情報
会社名 | 音頭金属株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 石川県金沢市小坂町中18-4 |
創立年 | 昭和24年 |
営業日 | 平日8:30~17:30 |
受付時間 | 平日8:30~17:30 |
問い合わせTEL | 076-252-6155 |
音頭金属株式会社のまとめ
1949年の創立以来、70年以上の長きに渡ってプレハブハウスやユニットハウスを手掛けており、自社内に一級建築士や二級建築士が在籍しているというのは、建物を扱う会社として大きな安心感、信頼感が持てる出自と言えるでしょう。その上で異なる2種類のプレハブをラインアップし、ニーズに応じて選べるようになっているというのも秀逸。
単なる倉庫としてではなく、外観のデザイン性や断熱性と耐久性にこだわり、住居や事務所併用として用いるのであれば上位モデルの「スーパーフラットタイプ」。倉庫としての機能性は確保しながらコストを抑えたいのであれば「スタンダードタイプ」という使い分けができるというのは、ユーザーのニーズをしっかり見据えた配慮と言えるでしょう。
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比較対象 | 向いている部材 | 費用相場 | 工期 | 耐久性 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|---|---|
テント倉庫 |
一時的な保管物 建築資材 季節商品 大型機械など |
1,950万程度 | 約2カ月 | 10~15年 ※シートの劣化を基準 |
短期間で設置可能 コストが低い レイアウトの変更が容易 |
耐久性や耐火性が劣る 平屋建て(1F)に限定される |
システム建築 |
工業製品 長期の保管物 食品 |
3,700万程度 | 約4カ月 | 約30年 |
標準化された部材の効率的な建築が可能 拡張性が高い 耐久性と安全性に優れる |
移設や再利用が難しい 設計の柔軟性が制限される場合がある |
プレハブ工法 |
医療機器 精密機器 危険物 |
2,200万程度 | 約3カ月 | 約20年 |
工場生産による高品質・高精度 現場での施工時間が短い 高い断熱性と耐久性 |
初期費用が高め 運搬コストが発生 |