日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)のシステム建築倉庫まとめ
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公開日: |更新日:

日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)

システム建築メーカーの日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)についてくわしく紹介しています。会社の特徴や実績にくわえ、倉庫として適応可能な商品などもまとめているのでぜひチェックしてみてください。

目次

システム建築メーカー
日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)の特徴

鋼構造建築物のプロ集団として、社会に欠かせない「場」を構築している日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)。製鉄事業で培ってきた鋼構造技術やエンジニアリング力をベースとして、産業・都市の基盤となる建物を提供しています。

倉庫に活用可能なシステム建築としては、「スタンパッケージR」という商品を展開。鋼構造に関するエンジニアリング技術と、建築生産プロセスのすべてにおいて適切なパフォーマンスを実現するプレエンジニアリング力により、「短工期」「納得の価格」「高品質」を可能としたシステム建築です。倉庫、工場、事務所などの用途でこれまで1万棟以上の実績を重ねてきています(※)。

日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)が提供する「スタンパッケージR」について、特筆すべきセールスポイントをまとめてみました。

工期は在来工法の1/3

建築プロセスをスピーディーに!在来工法と比較して3分の1ほどの工期短縮を実現しています。

納得の安心価格

徹底したシステム化を採用することによって、高品質でありながらもしっかりとコストを削減。納得できる価格のシステム建築を提案してくれます。

高品質

建物には、指定工場で生産された高品質な部材を使用。全国にいるパートナー施工店が、安定した施工品質を提供してくれます。

徹底
比較
目的別に
おすすめの工法と
まず見積を取るべき
倉庫建築会社を紹介

倉庫を建てる目的により、それに相応しい倉庫のスペックや費用、工期、耐震性が変わってきます。
そこでここでは、目的別にマッチしやすい工法とまず見積をとるべき倉庫建築会社をご紹介します。

【目的別】
おすすめの工法と
まず見積もりを取るべき
倉庫建築会社を紹介

倉庫建築工法の違いと
工法別におすすめの会社を紹介

日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)は、実績が豊富で信頼して任せられるシステム建築会社です。

なお、当メディアでは、「テント工法」「システム建築」「プレハブ工法」それぞれの違いを徹底比較した上で、各工法でまず問い合わせるべきおすすめの倉庫建築会社を紹介しています。併せてチェックしてみてください。

倉庫建築の工法による違いと
おすすめの会社を見る

日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)のシステム建築

それでは、改めて、倉庫として適応可能な「スタンパッケージR」について、その内容を確認してみましょう。

スタンパッケージR

構造システム、屋根システム、外壁システム、建具システムの4つのシステムに、それぞれ豊富な部材をラインナップ。建物の形状や規模に関して自由度の高い設計が可能となっているため、要望に応じてきめ細やかに対応してもらえます。

実績1万棟以上のシステム建築技術

日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)が誇る同社のシステム建築「スタンパッケージR」は、「短工期」「納得の価格」「高品質」がセールスポイントですが、それが真実であることを示す証拠がこれまでの実績です。同社はシステム建築「スタンパッケージR」において、これまでに1万棟以上の実績を挙げています。そして実績の積み重ねは経験の蓄積でもあり、同社のシステム建築における技術、ノウハウ、サービスが質的向上していることは言うまでもありません。

多角経営によるシナジー効果

日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)は、システム建築以外にも様々な事業を多角的に展開しています。システム建築が属する都市インフラの中でも、総合建築、特殊鉄骨・空間構造、海洋インフラ整備、免震性デバイス、橋梁商品、さらには環境ソリューションやエネルギーソリューション、原料・製銑、製鋼など製鉄プラント、大規模沖合洋食システム、海底資源開発まで、多岐に渡ります。このような多角経営により事業間のシナジー効果が生まれ、その成果はシステム建築における品質・サービス向上にもつながります。

システム建築メーカー「日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)」の施工事例

ここでは、日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)のシステム建築による倉庫の建築事例を紹介します。

施工事例1 電材資材倉庫

電材資材倉庫 画像引用元:新日鉄住金エンジニアリング公式サイト
(https://www.eng.nipponsteel.com/business/building_and_infrastructure/system_building/stan_package/)

栃木県宇都宮市に建築された、システム建築による電材資材倉庫です。構造は鉄骨造(S造)、面積は1,270㎡。外観はオーソドックスなデザインの倉庫らしい佇まいですが、それ以上に注目できるのは、工期がわずかに2か月なことです。建物が大規模でないこともありますが、それにしてもこれだけ早く仕上げられるのは、システム建築の賜物といえるでしょう。システム建築は工法の標準化により生産効率を向上できるため、工期の大幅な短縮が可能です。

また、スタンパッケージの般的な仕様を採用しているため、大規模倉庫にも見劣りしない堂々とした佇まいを見せています。システム建築による施工ですから、短工期・ローコストを実現していることは言うまでもありません。

施工事例2 建材工場

建材工場 画像引用元:日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)公式サイト
(https://www.eng.nipponsteel.com/business/building_and_infrastructure/system_building/stan_package/)

福島県須賀川市に建てられた鉄骨造(S造)の建材工場です。面積が11,000㎡と規模がありますが、それでも工期は半年(6ヶ月)で済んでいます。システム建築では、工法・部材がすべて標準化されており、シンプルな施工法と工程のシステム化を実現しているため、熟練工に頼ることなく、また人手不足に悩まされることもなく、スムーズに作業を進めていくことができ短工期が可能です。部材はもちろん必要ですが、それらは基礎工事の最中に工場で生産されます。

そして、構造や性能も工夫されています。特色的なのは、平屋になっていることもあり、快適な作業環境を実現しています。

施工事例3 物流倉庫(愛知県豊田市)

物流倉庫(愛知県豊田市) 画像引用元:日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)公式サイト
(https://www.eng.nipponsteel.com/business/building_and_infrastructure/system_building/stan_package/)

面積が2,000㎡の物流倉庫です。特徴的なのは、大きな搬入口。倉庫内に多くのものを収納できるように、大きな十分な荷捌きスペースが確保され、奥行きもあって雨天時でも通常通りに搬入できるようになっています。

また、シンプルなグレーの外見ながらも、屋根の部分には赤色が使われており、全体の印象を引き締めているのも特徴。その他、日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)の建築システム「スタンパッケージR」では、大幅なコストダウンと工期短縮を実現しながら、優れた建築性能を付与できるのがメリットです。

日鉄エンジニアリングの会社情報

 会社名 日鉄エンジニアリング株式会社
2019年に「新日鉄住金エンジニアリング」より社名変更
本社所在地 東京都品川区大崎1‐5‐1大崎センタービル
創立年 1970年
営業日 ホームページに記載なし
受付時間 ホームページに記載なし
問い合わせTEL 03-6665-2000

費用面と工期を考えると、システム建築の倉庫より高パフォーマンスを出せる「テント倉庫」という選択肢もあります!ビジネスプランに適切な工法を比較チェックしたい方は、ぜひこちらをご確認ください。→倉庫建築の工法による違いをチェックする

日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)のまとめ

製鉄プラント、環境・エネルギー、都市インフラという事業を展開する日鉄エンジニアリング(旧:新日鉄住金エンジニアリング)。同社は鉄を作る技術・活かす技術を活かし、産業や都市の基盤となる建物の建築を手がけています。

同社では「スタンパッケージR」という独自開発のシステム建築による倉庫や工場、事務所などの建築を行っています。短納期・納得の価格・高品質を実現できるシステム建築であり、数多くの実績を積み重ねています。

工期は在来工法と比較して3分の1ほど、さらにコストを抑えつつも指定工場で生産された高品質の部材を使用することで、高品質を実現。全国のパートナー施工店でも、安定の品質を提供できます。

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比較対象 向いている部材 費用相場 工期 耐久性 メリット デメリット
テント倉庫 一時的な保管物
建築資材
季節商品
大型機械など
1,950万程度 約2カ月 10~15年
※シートの劣化を基準
短期間で設置可能
コストが低い
レイアウトの変更が容易
耐久性や耐火性が劣る
平屋建て(1F)に限定される
システム建築 工業製品
長期の保管物
食品
3,700万程度 約4カ月 約30年 標準化された部材の効率的な建築が可能
拡張性が高い
耐久性と安全性に優れる
移設や再利用が難しい
設計の柔軟性が制限される場合がある
プレハブ工法 医療機器
精密機器
危険物
2,200万程度 約3カ月 約20年 工場生産による高品質・高精度
現場での施工時間が短い
高い断熱性と耐久性
初期費用が高め
運搬コストが発生
500m²の平屋倉庫を建てたら…?費用・工期・耐久性で比べた倉庫建築早見表

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【建築目的から選ぶ】おすすめ工法と建築会社3選

倉庫を建てる目的別に、それぞれ特徴がマッチしやすい3つの工法を紹介します。500㎡で平屋倉庫を建てる想定での費用、工期、耐久性も紹介していますので、まずは自社に合う工法を理解しましょう。

資材の保管や荷捌き場所を
早く安く確保したい
テント工法向け

テント工法でおすすめの会社は
高島株式会社

高島_施工写真 引用元HP:高島公式サイト
https://tak-sheethouse.jp/construction-results/
  • シンプルな構造ゆえに短納期で完成するため、急な運送拠点拡充に対応可能
  • 資材や機材の簡易な保管に十分な過度ではないスペックを有しており、その分低コストで建てることができる
費用相場
1,950万程度
工期
2カ月
耐久性
10~15
※シートの劣化を基準とする

高島の公式HPで
施工実績を見る

テント倉庫について
もっと詳しく見る

温度管理の徹底や
広大な空間が必要な
システム建築向け

システム建築でおすすめの会社は
株式会社横河システム

イエスビルダーズネット_施工写真 引用元HP:横河システム建築公式HP
https://www.yokogawa-yess.co.jp/archives/production/7762
  • 細かな温度管理が必要な
    冷蔵・冷凍倉庫も建築できる
  • 柱のない大空間で設営できるためフォークリフト等もスムーズに移動可能
費用相場
3,700万程度
工期
4カ月
耐久性
30

横河システムの公式HPで
施工実績を見る

システム建築について
もっと詳しく見る

移設・増設の予定がある
プレハブ工法向け

プレハブ工法でおすすめの会社は
大和リース株式会社

大和リース_施工写真 引用元HP:大和リース公式サイト
https://www.daiwalease.co.jp/works/prefab/26809
  • 分解・再組み立てが可能なので、頻繁に場所が変わるイベント倉庫に適する
  • 移設・増設が容易で季節需要がある
    農作物や農業機械の収納場所に利用しやすい
費用相場
2,200万程度
工期
3カ月
耐久性
20

大和リースの公式HPで
施工実績を見る

プレハブ工法について
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※基礎を除く建物本体の価格となります。
※実際の費用や工期、耐久性については各建築会社へお問合せください。
※参照元
山口産業(https://membry.jp/column/kakaku/)(https://membry.jp/servicelife/)
戦略倉庫(https://www.senryakusouko.com/column/cost/warehouse-price-per-tsubo)(https://www.senryakusouko.com/column/knowledge/warehouse-system-construction-period)
テント倉庫.net(https://big-tent.net/oyakudachi/tsubo-tanka/#i-2)