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船倉

船倉(船蔵または船小屋)とは、船を陸上で保管しておくための倉庫のこと。ここでは、船倉を建築したり利用したりする際の注意点、船倉の施工事例などをご紹介しています。船の陸上保管をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

船倉の注意点をチェック

腐食やサビに注意する

船体の外部や内部には数多くの金属が使用されているため、保管中、定期的に腐食やサビの発生がないかどうかを確認する必要があります。もちろん船である以上、腐食やサビには強い構造となっていることが一般的ですが、長期的に使用することを前提とした場合、腐食やサビは耐久性に影響を与えかねないからです。

腐食やサビを予防するためには、空調をこまめにチェックすることが大事。空調による温度管理や湿度管理、結露防止などがポイントになります。

風通しを良くする

船体が木造の場合、または船の内部などに木が使われている場合、船倉の風通しを良くしておくことが大切です。船倉を閉め切っていると湿度が上がり、木造部分の腐食が懸念されるためです。

木造部分に割れ目が見つかったら、速やかにパテや接着剤などで修理し、割れ目が拡大しないようにしましょう。

定期的に船体の状態をチェックする

船を陸上で保管する場合、長期間にわたって船台に相当な重量の負荷がかかり続けることになります。場合によっては船台が傷んでしまい、船体のほうに予期しない損傷が出てしまうことがあるため、定期的に船台や船体の状態をチェックするようにしましょう。

船体を出し入れしやすい場所に設置する

海上と船倉の間を移送する際の手間も考慮しなければなりません。気にならない方なら良いのですが、船の移送に手間や時間がかかり過ぎると、スムーズな出航が出来ずストレスになります。また、移送距離に応じて料金が高くなる可能性もあるので、あまり遠くに船倉を設置することはおすすめできません。

【システム建築編】船倉の施工事例

システム建築による船倉の施工事例は見つかりませんでした。

【プレハブ建築編】船倉の施工事例

プレハブ建築タイプの船倉の施工事例を紹介します。

株式会社イープラン

画像引用元:株式会社イープラン公式HP(https://www.eeplan.jp/corner109/cn43/corner127/cn40/pg690.html)

2×4工法による船倉。空間の広さやコストの低さなど、木造や鉄骨造にはない魅力があるシステム建築の船倉です。耐震や防火などの性能面の高さはもちろんのこと、船倉に不可欠とされる風通しの良さも確保された設計です。

【テント倉庫編】船倉の施工事例

テント倉庫による船倉の施工事例は見つかりませんでした。

保管状態には十分な配慮を

船を陸上保管するための船倉。人の命を預かる船だからこそ、保管状態には十分な配慮が必要です。不良な保管状態を原因に莫大な船体の修理費がかからないよう、ご紹介した注意点を踏まえた上質な船倉を作るようにしましょう。

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