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山梨エリアの倉庫建築について
倉庫建築の種類は主にテント倉庫・システム建築・プレハブの3つがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットをまずは把握していきましょう。
倉庫建築の種類
テント倉庫
テント倉庫は、鉄骨を組んだ上から耐久性や耐候性にこだわったテントシートをかぶせて建築する膜構造建築物です。必要なサイズや土地の形状、多雪地域への対応など、クライアントのニーズに合わせてプランニングすることが可能であり、シンプルな工法のために早ければ数週間~1ヶ月程度で倉庫を設置できることも見逃せません。
また、短工期によってコスト削減も検討しやすくなっており、修繕についても軽作業であれば自分で行うことができます。
システム建築
3次元CADシステムやコンピューター制御機器などを導入して、倉庫建築の設計・デザインから部材の選定、施工の手順まで一連の流れをシステム化しています。
あらかじめ合理化されたプランにもとづいて倉庫建築が進められるため、在来工法よりも短工期・低コストを叶えやすいことが特徴です。また、対応している会社によっては耐久性やデザイン、設計など、クライアントのオーダーに合わせたカスタマイズの幅も広くなっています。
プレハブ工法・プレハブ倉庫
倉庫建築を進めるために必要なパーツをあらかじめ生産工場で製造しておき、必要な分を現場へ持ち込んで、その場で倉庫として組み立てるのがプレハブ工法・プレハブ倉庫です。パーツが規格化されているため、品質の均一性を確保しながら、速やかな設置や移設・増築、解体を叶えることができます。
反面、使用するパーツが決められているため、設計やデザインにおいて自由度やカスタマイズ性はあまりない点がデメリットです。
山梨エリアに対応しているテント倉庫建築会社
当サイトで紹介しているテント倉庫会社のなかから、公式サイトに山梨での施工事例が掲載されている会社をリサーチしました。
太陽工業
太陽工業はテント倉庫を取り扱う日本発のグローバル企業であり、国内だけでなく海外でも多種多様なテント倉庫を提供しています。大規模テント倉庫も得意としており、空港やターミナル、博覧会場といった大規模施設に関連したテント倉庫も取り扱ってきた実績が特徴です。
採光性や耐久性、耐雪性などにこだわったテントシートを用意しており、独自の設計ノウハウ・施工プランによって短工期・低コストを追求していることも見逃せません。
太陽工業のテント倉庫の施工事例
透光性に優れたテントシート活用の事例
画像引用元:太陽工業公式サイト
(https://www.tentsouko.com/achievement/エムズ物流株式会社 様 自動車整備工場/)
山梨県にある自動車整備工場の作業工場として新設された、大型倉庫の施工事例です。天井部分に透光性に優れたテントシート「CMX220(ホワイト)」を採用し、場内の明るさを高めて照明コストを削減します。
ハイブリッドフレックスハウスの事例
画像引用元:太陽工業公式サイト
(https://www.tentsouko.com/achievement/有限会社エムズ物流 様/)
山梨県で2017年に新設された倉庫建築「ハイブリッドフレックスハウス」の事例です。W30×L33×H5mの場内を透光性の高いシートによって明るく保ち、防犯設備や換気設備も追加しています。
シンテック
シンテックではテントシートにこだわったテント倉庫を取り扱っており、国内外のメーカーのテントシートを取り扱っている他、自社でオーダーメイドのテント生地の縫製や加工も対応しています。
テント倉庫の設計や施工まで自社一貫体制で対応しており、短工期・低コストを追求しながら、クライアントのニーズやテント倉庫としての利便性を追求していることも特徴です。
シンテックのテント倉庫の施工事例
荷捌き場用上屋テントの事例
画像引用元:シンテック公式サイト
(https://www.vinyten.co.jp/showcase/warehouse_construction/2273/)
山梨県甲府市の製紙製造工場で、荷捌き場として新設された上屋テントです。道路に面した駐車場へ背の高い上屋テントを設置することで、車両の搬入や資材の一時保管といった作業を助けています。
両開きのスライドカーテン付きテント倉庫の事例
画像引用元:シンテック公式サイト
(https://www.vinyten.co.jp/showcase/warehouse_construction/4172/)
リサイクル業者の倉庫拡張ニーズに合わせて新設された、両開きのスライドカーテン付き上屋テントです。車両搬入部分を全開放にできる上、奥にも開口部を設けて既存倉庫への動線を確保しています。
山口産業
山口産業では1~2ヶ月という短工期でのテント倉庫建築を掲げている、テント倉庫会社です。経験を積んだテントマイスターが設計・製造・施工と各段階にそれぞれ配置されており、耐久性にこだわったテント倉庫として「Membry(メンブリー)」シリーズを提供しています。
品質管理に関する国際認証も取得し、全国どこでも高品質なテント倉庫の建築を追求しています。
山口産業のテント倉庫の施工事例
バイオマス片流れテントの施工事例
画像引用元:山口産業公式サイト
(https://membry.jp/project/バイオマス片流れテント/)
山梨県に設置された農業用の上屋テントです。限られた設置面積において悪天候などでも問題なく作業できるよう、屋根に傾斜をつけて開口部への天候の影響を抑えていることが特徴です。
農業用バイオマステントの施工事例
画像引用元:山口産業公式サイト
(https://membry.jp/project/バイオマステント/)
2018年に山梨県で新設された固定式テント倉庫の施工事例です。土地形状に合わせて柱をコラム状にするなど、開口部分の動線を確保しながらも隙間を減らせるような工夫が凝らされています。
ニッケーコー
ニッケーコーは膜構造建築物の設計や施工を取り扱っている建設会社であり、建築基準法他関連法令の基準に適合したテント倉庫「オールウェザーハウス」を提供しています。
最大3,000m2の面積に対応したオールウェザーハウスは、テント倉庫のメリットとしてシンプルな構造を有しており、大規模倉庫でも短工期・低コストを追求することが可能です。また、品質管理のISO認証も取得しており、テント倉庫の製造品質について客観的に評価されています。
ニッケーコーのテント倉庫の施工事例
大型展示場用の上屋テントの事例
画像引用元:ニッケーコー公式サイト
(https://nikkeico.co.jp/gallery/)
山梨県の自動車展示場として設置された、大型の上屋テントの施工事例です。透光性に優れたホワイトの不燃シートを採用して明るさを確保しつつ、丸みを帯びた天井でデザイン性も追求しました。
大型固定式テント倉庫の事例
画像引用元:ニッケーコー公式サイト
(https://nikkeico.co.jp/gallery/)
製造業の倉庫として新設された固定式テント倉庫です。W13×L38×H5mという大規模な膜構造建築物でありながら、建築確認申請の取得までの期間を短縮できるように型式適合品が採用されています。