公開日: |更新日:
立川ハウス工業
教育施設から事務所、庁舎、福祉施設や仮設住宅、さらには倉庫や車庫など幅広い建築物を手掛けている立川ハウス工業についてチェックしてみました。
立川ハウス工業の特徴
立川ハウス工業はプレハブハウスの製造・販売、施工・リースを専門としている会社です。プレハブハウスのほか、システム建築による倉庫・工場の施工も手掛けています。大型の倉庫や体育館などの施工に関しては、横河システム建築が構築したシステム建築「yess建築」を採用。屋根やフレームを軽量化することに成功しています。
耐久性の高いプレハブ製品を実現
立川ハウス工業はもともとプレハブに特化したメーカーです。規格がほとんど決まっているプレハブ建築は、柱や簗を工場で製造して現地で組み立てられるため、低コスト・短工期を実現します。しかし、システム建築よりも耐久性がなく、地震による倒壊率が高いのが難点でした。
システム建築とプレハブ建築の両方を手掛けている立川ハウス工業は、プレハブ建築においても強度の高い建築物を実現。安心感・重厚感のあるフォルムで耐火性もあります。
比較目的別に
おすすめの工法と
まず見積を取るべき
倉庫建築会社を紹介
倉庫を建てる目的により、それに相応しい倉庫のスペックや費用、工期、耐震性が変わってきます。
そこでここでは、目的別にマッチしやすい工法とまず見積をとるべき倉庫建築会社をご紹介します。
倉庫建築工法の違いと
工法別におすすめの会社を紹介
立川ハウス工業は、プレハブ建築をメインで行う会社で、低コストかつ短納期での提供を行っています。
なお、当メディアでは、「テント工法」「システム建築」「プレハブ工法」それぞれの違いを徹底比較した上で、各工法でまず問い合わせるべきおすすめの倉庫建築会社を紹介しています。併せてチェックしてみてください。
立川ハウス工業のシステム建築・プレハブ建築
立川ハウス工業の建築プランをいくつかご紹介します。
システム建築
柱やへり、屋根など、建物のフレームとなる部分に高層ビルや道路の橋に使用されているのと同じ強度の鋼材を使用しています。強度が高くて軽いため、少ない柱で広々とした空間を実現します。
スタンダード(プレハブ建築)
コストパフォーマンスに優れているプラン。工場で建材を生産することにより、安定した品質を叶えています。また、間取りや高さも自由に設定可能。仮設建物、倉庫等で活用されています。
スタンダードスクールタイプ(プレハブ建築)
スタンダードタイプを元に高い採光性やゆとりのある空間を実現。仮設校舎としての活用を想定してつくられたモデルです。校舎の建て替え、あるいは耐震工事等によって一時的に場所を必要とする際に役立つでしょう。
ニューデラックスS型(プレハブ建築)
準耐火建築物にまで対応しているプラン。フラット、切妻、寄棟、外壁立ち上げなど、様々なタイプが用意されています。地域の環境や用途に合わせたスタイル、外観に仕上げることが可能です。
ニューデラックスT型(プレハブ建築)
ニューデラックスS型の耐火建築仕様がT型です。従来のプレハブにはない高級感が魅力。低コスト・短工期で耐火性能のある倉庫を求めている方は必見です。
セミデラックス(プレハブ建築)
自由な空間を創造できるプラン。十分な強度をほこるので倉庫や工場といったニーズにも対応できます。また、用意されているオプションを駆使することで屋根や外壁をオリジナルにできます。
立川ハウス工業のプレハブ倉庫の施工事例
ニューデラックスS型施工事例
画像引用元:立川ハウス工業公式サイト(https://www.tachikawahouse.co.jp/service/newdeluxs.html)
白い外壁に水色の屋根が印象的な平屋建ての建物です。使う人の要望によってアレンジできる点を活かし、出入口を複数カ所に設けています。窓を大きくいくつも設けていることで室内は明るく風通しも良く、快適に過ごすことができます。
ニューデラックスT型施工事例
画像引用元:立川ハウス工業公式サイト(https://www.tachikawahouse.co.jp/service/newdeluxt.html)
お洒落で落ち着いた二色使いの外壁とハイセンスな重厚感のあるフォルム。従来のプレハブとは一線を画す、高級感あるスタイルで周りの環境にもしっくりとなじんでいます。耐火建築物仕様となっていて、学校や運動施設などに多く使われているタイプです。
スタンダード施工事例
画像引用元:立川ハウス工業公式サイト(https://www.tachikawahouse.co.jp/service/standard.html)
標準的な貯蔵貯蓄用の倉庫として使われることの多いスタンダードタイプのプレハブです。白い外壁でスッキリと仕上げています。防犯上必要になってくる出入口はシャッター仕様になっていて、高い位置についている窓にも柵がついています。
スタンダード施工事例
画像引用元:立川ハウス工業公式サイト(https://www.tachikawahouse.co.jp/service/standard.html)
プレハブ建築としてスタンダードなタイプです。工期も短く、低コストで設置することができます。通常よりも床高を上げて設置してあるので、雨で立て上げ場所付近に雨水がたまってしまったり、雪が積もってしまっても、倉庫にしまうものに影響が出ないようになっています。高くなってしまった出入口はステップを階段状に設置し、安全のために手すりも設けられているのも魅力のひとつです。
立川ハウス工業の会社情報
会社名 | 立川ハウス工業株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿7-4-4武蔵ビル |
創立年 | 1964年 |
営業日 | 平日(土日祝除く) |
電話受付時間 | 9:00~17:30 |
問い合わせTEL | 03-3366-6600 |
▼横スクロールできます▼
比較対象 | 向いている部材 | 費用相場 | 工期 | 耐久性 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|---|---|
テント倉庫 |
一時的な保管物 建築資材 季節商品 大型機械など |
1,950万程度 | 約2カ月 | 10~15年 ※シートの劣化を基準 |
短期間で設置可能 コストが低い レイアウトの変更が容易 |
耐久性や耐火性が劣る 平屋建て(1F)に限定される |
システム建築 |
工業製品 長期の保管物 食品 |
3,700万程度 | 約4カ月 | 約30年 |
標準化された部材の効率的な建築が可能 拡張性が高い 耐久性と安全性に優れる |
移設や再利用が難しい 設計の柔軟性が制限される場合がある |
プレハブ工法 |
医療機器 精密機器 危険物 |
2,200万程度 | 約3カ月 | 約20年 |
工場生産による高品質・高精度 現場での施工時間が短い 高い断熱性と耐久性 |
初期費用が高め 運搬コストが発生 |