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セメント
セメントを保管するための倉庫について、実際の施工事例を紹介します。
システム建築倉庫、プレハブ建築倉庫、テント倉庫の3種類において、実際の施工事例を調査。倉庫の規模や施工地などもわかる範囲で調査し、倉庫の写真も掲載しています。セメントを保管する際の注意点もまとめましたので、扱い方や知識を深めたいという人はぜひ参考にしてください。
セメントの保管に関する基礎知識
空気に触れさせないこと
空気に触れたセメントは風化し劣化するため、空気に触れさせないように保管することが基本です。そのためセメント保管倉庫は、空気が通らないように密閉した状態で保管できるような形状が適しています。
またセメントが入っている袋は一箇所に集めて、厚めのビニールシートをかぶせておけば空気を遮断しやすくなります。
湿度を低く保つこと
セメントは水分により石灰石へと還元されるので、湿度を低く保つことも大切なポイントです。床を高くして地下からの湿気を防ぎ、乾いたパレットの上に乗せておくことで侵入する湿気が少なくなります。セメント保管倉庫を建築する際には、倉庫内に湿気が侵入しないように、通気性と密閉性のバランスが必要でしょう。
【プレハブ建築編】セメント保管倉庫の施工事例
プレハブ建築タイプのセメント保管倉庫の施工事例について見ていきましょう。

(https://www.builder-net.jp/zisseki_kobetsu?id=2111)
セメント工場の倉庫として建築された埼玉県の保管施設です。カスタムタイプの建築物なので、用途や目的にあわせて使い勝手の良いようにアレンジできるでしょう。
- 【用途】倉庫
- 【建物面積】606㎡
【テント倉庫編】セメント保管倉庫の施工事例
次にテント倉庫タイプのセメント保管倉庫の施工事例をご紹介します。

(http://www.globaltiger.co.jp/casestudies/)
セメント製品保管のために建築されたテントタイプの倉庫です。シンプルで簡易的な倉庫として適するのではないでしょうか。
- 【用途】倉庫(セメント製品保管施設)
- 【建物面積】公式HPに記載がありませんでした