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滋賀エリアの施工に対応している倉庫建築会社
滋賀で倉庫の建築を検討している方に向けて、倉庫建築の種類とおすすめのテント倉庫建築会社を紹介します。まずは倉庫建築の種類からチェックしてきましょう。倉庫の建築方法は大きく分けてテント倉庫・システム建築・プレハブの3つがあります。
倉庫建築の種類
テント倉庫
テント倉庫とは、軽量鉄骨で組んだ骨組みへ耐久性に優れたシートを張ることで完成するタイプの倉庫です。テントとはいってもきちんとした建築物として扱われており、平屋建て・軒高5m以下・延べ面積1000m2未満などの制限こそあるものの、さまざまな場所で活用されています。
テント倉庫は仕組みがシンプルであり、短工期・低コストで導入できるのが特徴。また、組み立てや解体が簡単なので、一時的に倉庫を拡張したい場合や期間限定のイベント、工事現場などで活用しやすい点もメリットです。反面、危険物などの保管には向いていません。
システム建築
システム建築とは、建築に必要な資材や組み立て手順などをコンピュータで自動化して、合理性を追求した建築スタイルです。システム建築倉庫では、倉庫の設置に求められる資材や手順が標準化されており、均一の品質を備えた倉庫をスムーズに導入しつつ、クライアントのニーズに合わせたカスタマイズ性も残していることが特徴です。
倉庫としてだけでなく、事務所や店舗など幅広い活用法を考えられる点もシステム建築のメリットですが、テント倉庫やプレハブ倉庫よりもコストがかかりやすく、デザインの自由度がそれほど高くないといったデメリットもあります。
プレハブ工法・プレハブ倉庫
プレハブ倉庫は、あらかじめ向上で必要なパーツを生産しておき、それらを現地で組み立てて完成させるタイプの倉庫です。システム建築よりもコストや工期を抑えつつ、テント倉庫よりも耐久性の高い倉庫を叶えられることがプレハブ倉庫のメリットですが、一方で基本的に規格が決められているため画一的なデザインとなりやすく、カスタマイズの自由度が低い点はデメリットです。
また、一定間隔で柱を設置しなければならず、広い面積の倉庫を設置したい時はもちろん、小規模空間の倉庫でも柱が邪魔になるといった難点があります。
滋賀エリアの施工に対応しているテント倉庫建築会社
短工期×低コストを期待するなら、テント倉庫を選ぶのがおすすめです。安全性や耐久性を不安に感じている人もいますが、実はテント倉庫の耐久性は約20年と、プレハブと変わりません。耐久性・耐震性・耐雪性に優れたテント倉庫もあります。
ここからは、滋賀エリアでテント倉庫の施工に対応している会社を紹介。取り扱っている倉庫建築サービスの特徴、施工事例を紹介します。
当サイトで調査したテント倉庫会社のなかから滋賀エリアに対応しており、テント倉庫の工期が短い会社をピックアップしています。※2018年7月時点の調査情報を元にしています。
太陽工業
太陽工業は倉庫用を含めて、さまざまな膜構造建築物を取り扱っているテント倉庫建築のグローバル企業です。工場や工事現場などはもちろん、博覧会場やスポーツ施設、空港など全国各地で大規模テント倉庫や膜構造建築物を設置しており、クライアントのニーズに合わせて適切なプランニングを提案してくれることが魅力です。
工期は1か月~1.5か月程度とスピーディー。また、透光性に優れたシートを採用することで、照明コストを抑えながらもテント倉庫の内部を明るく保ちやすいようになっており、作業効率の維持向上とコスト削減の両方をバランス良く追求していけるでしょう。
太陽工業のテント倉庫の施工事例
滋賀県内のテント倉庫の事例
画像引用元:太陽工業公式サイト
(https://www.tentsouko.com/achievement/日之出水道機器株式会社/?productscategory=172)
2014年に滋賀県内で設置された大型のテント倉庫の施工事例です。幅25m・奥行40m・高さ4.9mというサイズを確保しつつ、内部に柱を設けないことで空間を自由に使いやすい点が特徴です。また、アイボリーのシートは太陽光を通しやすく、作業スタッフの労働効率をサポートしています。
二重膜システムを採用したテント倉庫の事例
画像引用元:太陽工業公式サイト
(https://www.tentsouko.com/achievement/株式会社rose-universe 様/?productscategory=178)
2017年に滋賀県に設置された、真っ白なシートが印象的な倉庫兼作業場用のテント建築物です。製品の仕分け場や事務所として設置された建築物であり、内部には作業用の設備が整えられています。サイズはW9m×L46m×H4.88mとなっており、透光性に優れたシートのおかげで昼間は照明コストを抑えられます。
幕張工業
幕張工業は小型のテント倉庫から大規模テント倉庫まで、個人・法人を問わずクライアントのニーズに合わせたテント倉庫を提供している専門会社です。滋賀県を含めて日本全国のテント倉庫建築に対応しており、専門職人が製作から取付工事まで一貫して作業を行うことで、1か月~2か月程度で希望のテント倉庫を建てられるというスピード感が強みとなっています。
また、自然災害を除いて設置日から1年間の保証も用意しており、シートの張り替えや補修、メンテナンスなどで相談しやすいのも魅力の1つです。
幕張工業のテント倉庫の施工事例
上屋テント倉庫の施工事例
画像引用元:幕張工業公式サイト
(https://tentsoko.com/2019/12/5215/)
滋賀県内に新設された上屋テントの施工事例です。既存の倉庫へ接する形で新設された膜構造建築物であり、間口12m・奥行き36m・軒高5.5mという広々とした空間を活用して荷さばきや製品の一時保管などに活用できます。また、既存倉庫へ隣接しており、悪天候時でも作業しやすい点が魅力です。
大型テント倉庫の施工事例
画像引用元:幕張工業公式サイト
(https://tentsoko.com/2019/01/4186/)
滋賀県の愛知郡愛荘町に建築された、細長いスタイルの大型テント倉庫(軒高4.4m)です。5mの間口に対して奥行きが33mとなっており、限られたスペースを有効活用しながら倉庫としての性能を追求しています。シートには「フェラーリ プレコントラン 602PVDF シャンパン」を採用し、透光性を高めて明るさを確保していることも特徴です。
シンテック
株式会社シンテックは大阪と東京に営業所を展開し、関西エリアと関東エリアのテント倉庫ニーズに応えているテント倉庫メーカーです。専門メーカーとしてさまざまなシートや建築資材の取り扱いを行っており、オーダーメイドのテント倉庫や膜構造建築物にも対応しています。
シートの企画・開発・製造だけでなく、実際にテント倉庫を建築する際も自社で一貫作業が行えるため、コストを抑えつつコストの短期化を目指しやすいことも特徴です。見積もりは無料のため、気軽に相談しやすい点もシンテックの魅力といえるでしょう。
シンテックのテント倉庫の施工事例
換気口付きテント倉庫の施工事例
画像引用元:シンテック公式サイト
(https://www.vinyten.co.jp/showcase/warehouse_construction/3066/)
滋賀県草津市の製造業会社のために建築されたテント倉庫です。細長い敷地を有効活用するため内部に柱を持たない構造となっており、天井には換気口を設置、カーテン仕様の出入り口には雨樋を備えた庇を採用することで悪天候時にも作業しやすい環境を整えています。また、透光性に優れたアイボリーのシートも特徴です。
カーテン仕様のテント倉庫事例
画像引用元:シンテック公式サイト
(https://www.vinyten.co.jp/showcase/warehouse_construction/4172/)
リサイクル業者の荷物置き場の増設に合わせて新設された、大型タイプの上屋テント倉庫です。テントの奥を一部変形させて荷物置き場の入口と接続させながら、さらに道路に面した側は両開きのカーテン仕様にし、作業効率を高めながら悪天候時や夜間に荷物をしっかりと守れる仕組みを導入しています。
松山産業
滋賀県甲賀市に拠点を置く、テント倉庫の専門メーカーです。1963年の創業以来、およそ60年にわたってさまざまなテント倉庫や膜構造建築物の建築を取り扱っており、帆布製品製造技能士などの専門スタッフが独自のノウハウでテント素材の開発や製造を行っていることも特徴です。
テント倉庫に特化したメーカーだからこそ、クライアントのニーズや倉庫の設置場所、地域環境などに合わせたプレゼン力にも優れており、初めてテント倉庫を導入しようと考えている企業にとって相談相手として安心感があります。
松山産業のテント倉庫の施工事例
屋上換気扇付きテント倉庫の事例
画像引用元:松山産業公式サイト
(https://matsuyamasangyo.co.jp/case/tent/warehouse/019-015/)
滋賀県湖南市において、製品保管用に建築されたテント倉庫です。透光性を考慮した白いシートと、悪天候時でも作業しやすいよう庇付きの入口などが採用されており、幅・奥行きともに20m(400m2)という広さも魅力です。倉庫内には柱が使われておらず、空間を活用しやすいことも見逃せません。
大型上屋テント倉庫の事例
画像引用元:松山産業公式サイト
(https://matsuyamasangyo.co.jp/case/tent/warehouse/019-012/)
滋賀県甲賀市にある住宅設備機器保管用テントハウス(666号膜構造建築物)です。テントの2側面が開放されているうえ、W16.0m×L30.0m×軒8.1mというサイズは大型車両でも出入りしやすく、作業の効率性が確保されている点が魅力です。また、屋根と外壁に不燃膜材や防炎膜材を採用して安全性も追求しています。
ハシマシート
1978年に帆布製造業者として創業したハシマシート工業は、膜構造建築物の企画・開発から施工・メンテナンスまで、テント倉庫の建築に関わる一切を自社管理している専門メーカーです。
創業時からつちかってきたノウハウを活用して、完全自由設計のテント倉庫建築を提供しており、クライアントのニーズや設置場所の環境などに応じて適切なテント倉庫や膜構造建築物を実現できます。また、完全自社対応だからこそコスト削減でも力を発揮しており、費用対効果を追求した製品の提供に取り組んでいることも特徴です。
ハシマシートのテント倉庫の施工事例
ウルトラマックス生地のテント倉庫の事例
画像引用元:ハシマシート公式サイト
(https://hashima1010.co.jp/works/テント倉庫を建てました|滋賀県長浜市/)
滋賀県長浜市の工場内にある、シンプルな形状のテント倉庫です。間口10m×奥行き8m×軒高5mというサイズに広めの開口部を設けることで、運搬車両などの出入りがスムーズになっています。シート生地にはウルトラマックスを採用し、ガラスクロスの内膜を合わせることで火災リスクにも対応していることがポイントです。
カーテン仕様のテント倉庫の事例
画像引用元:ハシマシート公式サイト
(https://hashima1010.co.jp/works/開口部が広くとれるカーテン仕様のテント倉庫|/)
間口25m×奥行き8m×軒高6mという、広々とした倉庫用の膜構造建築物です。出入り口として扉を設置するのでなく、一面をカーテン仕様にすることで、空間を最大限に活用できるように考えられています。また、テント倉庫の屋根を片流れにして勾配をつけて、雨水の流れをコントロールしていることも特徴です。