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テント倉庫の修理

施工費用やランニングコストを抑えやすいテント倉庫ですが、修理や補修を怠れば保管品に悪影響を及ぼすリスクが生じます。こちらではテント倉庫の修理について、張り替え時期の目安や修理の方法、テント倉庫の修理を行っている会社をまとめました。

テント倉庫の張り替えの目安

テント倉庫の骨組みに使われる鉄骨の寿命は約30~40年といわれていますが、テント全体を覆う生地の寿命は約10~15年とされており、テント倉庫を安全かつ適正に活用していこうと思えば定期的なテント生地のメンテナンスや張り替えが不可欠です。

また、テント生地は紫外線や風雨、雪などの使用環境によっても劣化速度が変わるため、仮に10年未満でもテント生地が固くなったりひび割れたりしてくれば早急に修繕・交換を検討すべきでしょう。

テント倉庫の修理・補修を怠るとどうなる?

保管している商品に損害が出る

テント生地はテント倉庫の屋根や壁を構成するメインパーツであり、テント生地の劣化や不具合を放置していれば必然的に雨漏りや結露といったトラブルのリスクが高まって、保管品にも悪影響を及ぼします。また、虫や小動物が侵入して保管品が荒らされる被害も出やすくなるでしょう。

コスト削減でメンテナンスを怠れば、結果的に損失を拡大してしまうことを覚えておかなければなりません。

設備や機材にも悪影響が出る

テント倉庫のなかには作業用の重機や生産機械などが置かれている場合もあるでしょう。

テント生地の劣化を放置して状態が悪化すれば、結果的に設備や機材などを屋外へ放置することと同じような状況が近づきます。そうなれば修繕費が発生するだけでなく、作業が停止して生産性も大幅にダウンしてしまいます。

また、構造物に想定外の負荷がかかってテント倉庫の寿命まで短くなるかも知れません。

企業イメージを損なってしまう可能性がある

テント倉庫のメンテナンスを怠れば、必然的に外観も悪くなります。

大切な商品や機材を不潔な環境で保管したいと考える企業はほとんどいません。そのため、倉庫の劣化や外観の悪化は企業イメージや信頼性を大きく損ないます。

見方を変えれば、定期的なメンテナンスやテント生地の張り替えで美観を保っておけば、テント倉庫の清潔感や企業としてのサービスの安全性をアピールすることが可能です。

テント倉庫の修理方法

部分補修

テント生地に発生した小規模な破れや傷といった劣化であれば、テント生地の材質や色に合わせた補修セット、または防水粘着テープなどを使ってセルフメンテナンスを行うこともできます。

ただし、天井部に開いた穴を部分的に塞ぐことは難しく、セルフメンテナンスはあくまでも軽微な補修にのみ限って可能…と理解しておきましょう。

部分張り替え

部分的な劣化や破れ、傷であっても、その部分からさらに不具合が広がる恐れもあります。そのため、問題の生じている部分だけを切り取って新しい生地へ張り替えることも1つの方法です。

とはいえ部分的でも不具合が生じた場合、ほかの部分にも劣化が進行していると考えられるため、安全を考えれば全体の生地の張り替えが賢明です。

全張り替え

テント倉庫のメンテナンスとして最も信頼できる方法は、テント生地をすべて張り替えるです。

部分補修や部分張り替えをしても、結局は劣化と補修のいたちごっことなってコストが増大していきます。そのため、いっそ全張り替えをした方が結果的にメンテナンスのコストパフォーマンスも高くなるケースというは少なくありません。

テント倉庫の修理・張り替えにかかる期間と費用

テント倉庫の修理や張り替え費用は、テント生地の材質やサイズによって異なります。また、張り替え作業そのものは数日で終えられたとしても、既存品でなくオーダーメイドのテント生地の場合、改めて縫製作業などを行わなければなりません。

くわえて既存品でも在庫切れの恐れがあり、常に早めのメンテナンスを心がけましょう。

テント倉庫の修理・張り替えを行っている業者

テント倉庫の修理や張り替えは基本的に施工した業者へ依頼しますが、コスト面や作業面からメンテナンス作業を得意とする業者へ任せることもあります。ここでは信頼できるテント倉庫の修理・張り替え業者を紹介します。

太陽工業

太陽工業は国内外の様々なエリアや事業において、テント倉庫を始めとした膜構造建築物を提供している会社です。また、テント倉庫の製造や販売だけでなくレンタル事業も行っており、顧客ニーズへ柔軟に応えられる企業力も特徴です。

さらに、太陽工業ではテント倉庫を長く使ってもらえるようにと、テント倉庫の膜材劣化診断サービスを提供しています。これは幕劣化診断システムTACSを用いて、テント倉庫の状態や劣化具合を診断し、必要に応じて補修や張り替えといった具体的なメンテナンス計画を提案してくれるサービスです。

必要なメンテナンス作業や施工も専門チームが担当してくれるうえ、他社施工のテント倉庫であっても無料で相談に乗ってくれます。

シンテック

シンテックはテント倉庫の設計や施工、オーダーメイドのテント生地縫製、そして施工後のメンテナンスまで、テント倉庫に関連する業務をワンストップサービスとして提供している専門会社です。

シンテックへテント修理やメンテナンスを依頼する場合、単に生地を張り替えたり穴を塞いだりするだけでなく、まず設計や構造物の状態から適切な診断を行って劣化状況や問題点を確認してくれます。見積もりや相談がすべて無料で、500m2までのテント倉庫であれば最初の打合せから現地での施工完了までおよそ1か月未満で対応してくれるスピード感も見逃せません。

テントの屋根だけといった部分修理にも対応していたりと、コスト面にも配慮してくれている点が魅力です。

タカダ創美

昭和57年に設立されたタカダ創美は、テント生地やビニール生地の専門会社として、開発力と技術力の両方を追求しているプロフェッショナル集団です。産業用テント倉庫からイベントなどに利用するビニールテントまで幅広く提供しており、クライアントのニーズに合わせてテント倉庫をオーダーメイドしてもらうことも可能です。

施工後の定期メンテナンスと早期対応によって、そもそもトラブルの発生リスクを低減している点も重要です。また実際の修理や補修についても、防水粘着テープによる使用者のセルフメンテナンスから、専門チームによるテント生地の補修、さらには鉄骨メンテナンスによる構造物チェックまで、予算や目的ごとに選択することができます。

幕張工業

幕張工業では工業用テント倉庫や店舗用テントハウス、稼働式テントなど、多種多様な膜構造建築物を提供しており、テント倉庫の屋根や壁に使用する生地の種類も色々と取りそろえています。

幕張工業のテント倉庫関連サービスはすべて自社対応となっており、中間業者を挟まないためコスト削減や工期短縮を考えやすいことも特徴です。また、破損したテント生地や老朽化したフレームの補修に関しても自社一貫体制で各種作業を行っており、サイズや用途、そもそもの施工業者などにかかわらず修理相談に乗ってくれます。

誠実な作業の実施と適正価格によるサービス提供を掲げており、倉庫内の保管品を動かせない場合でも適切な作業プランを提案してくれます。

マルヤマキャンバス

マルヤマキャンバスには国家資格「帆布製造一級技能士」を持った専門スタッフが複数所属し、テント関連製品のプロとして顧客ニーズへ対応しているテント倉庫会社です。マルヤマキャンバスではテント倉庫やイベント用テント、レジャー用品、さらには被災地で活用する避難用テントや救護用テントなど、多種多様なテント関連製品を提供しており、メンテナンスや修理・張り替えに関しても予算や状況に合わせたプランニングを行ってくれます。

低コスト・短工期を目指しながら、クライアントの事情へ配慮した修理作業をモットーとしつつ、100坪程度のテント倉庫の張り替えであれば2日間、天井部分の改修だけであれば1日で現地作業が完了するスピード感も魅力です。

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