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木材
木材を保管するための倉庫について、実際の施工事例をご紹介します。
施工事例はシステム建築倉庫・プレハブ建築倉庫・テント倉庫の3種類に分けて、それぞれで倉庫の写真とともに詳細な情報も掲載しました。木材に関する扱い方や知識を深めたいという人はぜひ参考にしてください。
木材の保管に関する基礎知識
形状にあわせた保管方法を
木材は形状にあわせて保管する必要があります。乾燥木材であれば、平板状の棚ではなく「ワイヤーシェルフ」を使用しましょう。多少木材が密着することもありますが、ワイヤーシェルフを使用することで木材の隙間から空気が循環しやすくなり乾燥しやすくなります。また、シート材は長期保管によりたわみが生じやすいため、枕を置かずシート同士を密着させた状態で積み重ねるか、ラックに立て掛けて保管しましょう。
吸湿のリスクを抑える
吸湿しやすい木材を保管するには、湿気のない環境を保つことが重要となります。倉庫はコンクリート造が理想的で、湿気が溜まらないように地面から離して、通気性を確保できる環境で保管するようにしてください。
【テント倉庫編】木材保管倉庫の施工事例
最後にテント倉庫タイプの木材保管倉庫の施工事例をご紹介します。
(https://tak-sheethouse.jp/results/%E6%9C%A8%E6%9D%90%E4%BF%9D%E7%AE%A1%E7%94%A8%E4%B8%8A%E5%B1%8B%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%88/)
サイズの大きな木材保管用ラックを設置するため、軒高のある設計になるよう工夫しました。万が一の危険がないように、不燃性の膜材を使用しています。
- 【用途】倉庫(木材保管用施設)
- 【建物面積】公式HPに記載がありませんでした
【システム建築編】木材保管倉庫の施工事例
まずはシステム建築タイプの木材保管倉庫の施工事例を見ていきましょう。
(https://www.yokogawa-yess.co.jp/archives/production/4013)
事務所を併設した木材保管倉庫施設です。倉庫の開口部は高さが天井近くまであり、長さのある木材でも難なく搬出できる造りとなっています。
- 【用途】倉庫(木材製品倉庫)
- 【建物面積】1028㎡
【プレハブ建築編】木材保管倉庫の施工事例
続いてご紹介するのは、プレハブ建築タイプの木材保管倉庫です。
(https://www.goriki.jp/casestudy/products/000327.html)
前方がすべて開放されている片持ち屋根の倉庫です。面積を有効活用し保管場所を広くとるために、前面は柱も壁も設置しない構造としました。
- 【用途】倉庫(屋外保管ヤード)
- 【建物面積】公式HPに記載がありませんでした