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トラック
トラックによる物流の拠点となるトラックターミナル。ここでは、トラックターミナルを建築したり利用したりする際の注意点や施工事例などをご紹介しています。トラックターミナルの設置をお考えの業者様は、ぜひ参考にしてください。
トラックターミナルの注意点をチェック
法令を遵守する
トラックターミナルには、「専用トラックターミナル」と「一般トラックターミナル」の2種類があります。「専用トラックターミナル」とは、運送業者が自社のみで使用するために設置する施設で、「一般トラックターミナル」とは、不特定多数の運送業者が利用するために設置する公共性ある施設です。
「一般トラックターミナル」を設ける場合には、国土交通大臣の許可が必要となる点に注意が必要です。
自然光の入る明るい作業環境
トラックターミナルの施設内部では、ドライバーとは異なる職種の人たちが多く働いています。作業には照明が必要ですが、施設そのものが非常に大きいため、なるべく光熱費を節約できるようにしたいところ。自然光をしっかりと採り入れられる仕様なら、年間の光熱費削減に大きく貢献することでしょう。
また作業員の熱中症対策として、風通しや空調設備などへの配慮も必要です。
メンテナンスコストに注意する
トラックターミナルは大型の施設になることが一般的なので、屋根や外壁などの清掃が簡単ではありません。メンテナンスを怠ると、外観が損なわれるだけではなく建物そのものの劣化も早めてしまうことから、何らかの対策を講じておく必要があります。
近年注目されているのが光触媒による膜材。自浄作用のある光触媒の働きにより、メンテナンスの手間やコストが大幅に削減します。
【システム建築編】トラックターミナルの施工事例
システム建築によるトラックターミナルの施工事例は見つかりませんでした。
【プレハブ建築編】トラックターミナルの施工事例
プレハブ建築によるトラックターミナルの施工事例は見つかりませんでした。
【テント倉庫編】トラックターミナルの施工事例
テント倉庫によるトラックターミナルの施工事例をご紹介します。
太洋工業株式会社
画像引用元:太洋工業株式会社公式HP(https://premium.ipros.jp/depotrent/product/detail/2000596042/)
採光性を重視し、透光性の高い膜材を採用。膜材に四方を覆われた屋内でも、可能な限り自然光を採り入れられる仕様です。膜材には酸化チタン光触媒コーティングが施されているため、倉庫内部の温度上昇も抑制します。
太陽工業株式会社
画像引用元:太洋工業株式会社公式HP(https://www.tentsouko.com/products/%e9%96%8b%e6%94%be%e5%9e%8b-%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/)
上屋根型のテント倉庫タイプのトラックターミナル。荷捌場、仮置場、作業場など、様々な用途に使用が可能です。格納されるトラックに対して屋根が広いため、日よけ効果や雨よけ効果もあり。風通しが良く明るい空間なので、作業もやりやすいでしょう。
トラックターミナルには採光性が重要
作業を行うことが多い施設であること、また照明による光熱費がかさみやすい施設であることから、トラックターミナルは採光性を重視して設置することが望ましいでしょう。膜材を使用するテント倉庫タイプは、トラックターミナルとしての理想的な条件を備えています。