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メッキ製品
メッキ製品は正しく取り扱い、正しく保管することにより長持ちします。倉庫でメッキ新品を保管したいと考えている方のため、保管前・保管中の注意点などについて解説します。
メッキ製品倉庫の注意点をチェック
メッキ処理をしていても正しく保管しなければならない
そもそもメッキとは、金属、または非金属の表面に対して金属を成膜処理する技術のことをいいます。腐食やサビを防ぐ、見た目を美しくするだけではなく、機能性を追加する目的で行われている処理です。 何も処理しない場合に比べれば強度を高められますが、メッキ製品は金属類と同じく、適切な保管をしなければ腐食やサビにつながりやすくなるので、注意しましょう。
例えば、倉庫に保管することなく外で保管してしまった場合、積雪が原因でサビにつながってしまうことがあります。特に海に近い地域では雨や雪に塩分が含まれ、メッキ製品を錆びさせてしまうことがあるので、注意しましょう。 短期間だったとしてもしっかり倉庫に保管することをおすすめします。
結露が発生しない倉庫を選ぶ
ただ倉庫に入れればサビの心配がなくなるわけではありません。屋内保管で注意したいのが、結露の問題です。倉庫を選択する際には湿気対策が十分に行われているか確認しましょう。
定期的に換気を行い、倉庫内の空気を入れ替えるのも効果的です。メッキ製品を結束した状態で保管すると、製品同士が重なっている部分に空気が入らず、結露が発生しやすくなります。できれば間隔をあけて保管しましょう。
地面に直接置くよりも、台の上に置くなどして地面と隙間を開けて通気性を確保すると効果的です。暑い環境から冷房設備の効いた倉庫に保管すると、温度差によって結露が発生することがあります。 梱包内部の結露が発生しやすい状態なので、梱包状態のままで放置するのではなく、早めに開梱しましょう。
湿気対策は、メッキ製品表面にチョークの粉のようなものが浮く白さび対策としても効果的です。白さびは、メッキ製品の乾いている部分と濡れている部分の境界線あたりから濡れている側に対して発生しやすいトラブルなので、注意しましょう。
除湿剤を活用する
湿気対策にさらに力を入れたいと考えている方には、シリカゲル等の除湿剤を活用することをおすすめします。倉庫全体に対して除湿剤を効かせるのは難しいので、メッキ製品をビニール袋などに密封した上で除湿剤や除酸素剤を使用しましょう。
何個程度除湿剤を使えば良いのかについては、使用するビニール袋の大きさによって異なるので、よく確認が必要です。
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