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模型・プラモデル
子どもから大人まで幅広く親しまれており、飛行機や船、車といった分野からSF系アニメのものまで、ジャンルも多彩な模型・プラモデル。ここでは倉庫に模型・プラモデルを保管する際の注意点や、実際の倉庫施工事例について紹介します。
模型・プラモデルの保管や倉庫の注意点をチェック
販売用商品の保管に、風雨や埃の浸入は厳禁
模型・プラモデルの分野に限ったことではなく、あらゆるジャンルの品物にも共通することですが、模型・プラモデルの保管の際には、風雨や埃が浸入しない環境が求められます。
保管の際に温度や湿度管理が重要な品々と比べると、模型・プラモデルという分野はそこまで厳格な管理は不要と考えてしまわれがち。それこそ、幹線道路沿いなどで見かける、屋外設置型のコンテナ式トランクルームのようなものでもいいのではないかと思う方も少なくないことでしょう。しかし、商品として販売するのであれば、そうした考えは直ちに改めるべきです。
まず、模型・プラモデルという分野では、パッケージに描かれているイラストや写真なども、商品としての魅力の一部です。それゆえ、風雨や埃などで、パッケージの色褪せや変形などが起きてしまうと、商品としての価値は大きく下がってしまうのです。このことは、しっかりと踏まえておいてください。
高温で湿気の多い環境も可能な限り避ける
例えばワインの保管には、高温、多湿、紫外線の影響を可能な限り排除するということが求められます。実は模型・プラモデルの場合も、ワイン程厳格ではないものの、基本的には同じ対応が求められます。
模型やプラモデルの本体やパーツ類は、さほど温度や湿気の影響を受けませんが、前述しました通り、パッケージの色褪せや変形を防止するという理由がまずひとつ。もうひとつは、模型・プラモデルに付属する「デカール」という水溶性転写シールが湿気や水分で劣化してしまうと、商品価値は大きく下がってしまい、場合によっては売り物にならなくなってしまいます。この点にも十分に配慮が必要です。
まとめ
繰り返しになりますが、模型やプラモデルよいうジャンルの商品は、保管のデリケートさという点で、レベルが低く見られてしまいがちですが、それは誤りです。基本的にはワインなどと同じく、直射日光や高温多湿を避ける必要があり、風雨や埃の浸入にも気を配る必要があるということを、覚えておいてください。