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ガラス
ガラスを保管するための倉庫について、実際の施工事例を紹介します。
システム建築倉庫、プレハブ建築倉庫、テント倉庫の3種類について施工事例を調査しました。事例については竣工時期や倉庫の規模などの詳細な情報を、倉庫の写真とともに掲載します。扱い方や知識を深めたいという人はぜひ参考にしてください。
ガラスの保管に関する基礎知識
ラックを設置して垂直に保管する
ガラス保管倉庫では専用のラックを設置して、ガラスを垂直の状態で保管することが重要です。保管中に破損する可能性の高いガラスですが、寝かせて保管するよりも立てておく方が割れにくくなります。壁に立て掛けて保管しても良いですが、ラックがあれば予期せずガラスが倒れてくる可能性も低くなるはずです。
埃や汚れが付着しないようにする
保管中に埃や汚れが付着しないような環境を整えることも注意点のひとつです。埃や汚れがついたまま長期保管をすると、変色してしまう恐れがあります。外気とともに埃やチリが倉庫内に舞い込まないよう、密閉性を高く保つことや、出入り口の広さなどを工夫する必要があるでしょう。
低湿度を保つ
ガラス保管倉庫では、低湿度を保てる環境が好ましいとされています。ガラスに貼られているシートは湿気により張り付いてしまうことがあり、移動させる際にガラスが割れる危険性が高まるためです。倉庫内に除湿システムを設置したり、床面を高くしたりして、地下からの湿気を防げると良いでしょう。
【システム建築編】ガラス保管倉庫の施工事例
まずはシステム建築タイプのガラス保管倉庫の施工事例をご紹介します。
コアシス建築

(https://www.core-system.co.jp/performance/940/)
延床面積が1,400平方メートル以上にも及ぶ大型の保管倉庫です。荷捌き所には大きな庇を設けることで、ガラスの配送管理も行いやすくなっています。
- 【用途】倉庫
- 【会社】コアシス建築
- 【延床面積】1411.74㎡
- 【間口】50.6m
- 【桁行き】27.90m
- 【軒高】9.00m
- 【竣工時期】2006年5月
- 【建設地】栃木県宇都宮市
富国建設株式会社

(http://fukoku-kensetsu.co.jp/jisseki/315/)
強度・耐久性ともに高い鉄骨造で建設されたシステム建築タイプの倉庫です。倉庫内は柱数を減らしてガラスを搬送しやすい形状となっています。
- 【用途】倉庫
- 【会社】富国建設株式会社
- 【構造】鉄骨造 地上1階建
- 【敷地面積】89,261㎡
- 【建築面積】3,559㎡
- 【延床面積】3,559㎡
- 【竣工時期】2013年4月
- 【建設地】堺市堺区築港南町
【プレハブ建築編】ガラス保管倉庫の施工事例
※残念ながら、プレハブ建築タイプのガラス保管倉庫に関する施工事例は見つかりませんでした。
【テント倉庫編】ガラス保管倉庫の施工事例
※残念ながら、テント倉庫タイプのガラス保管倉庫に関する施工事例は見つかりませんでした。