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美術品
美術品を保管する倉庫について、実際の施工事例を含めて紹介します。選択できる倉庫にはいろいろな種類がありますが、システム建築タイプ、プレハブ建築タイプ、テント倉庫などが代表的です。実際に美術品を保管するのに活用された写真なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
美術品倉庫の注意点をチェック
美術品の種類に合わせた倉庫を選択する必要がある
美術品といっても、絵画や浮世絵、陶芸、彫刻、工芸、写真など、実にさまざまな種類があります。美術品の保管について検討している方は、どの種類の美術品を保管するのかを考え、適した倉庫を検討することが重要です。
例えば、絵画の場合、保管に適した温度は18℃~22℃程度とされています。温度が高すぎても低すぎても良くないので、1年を通して安定した気温で保管ができる倉庫を選ぶ必要があります。
湿度についても同様で、保管する美術品に合わせて理想的な温度・湿度を実現できる倉庫を選択しましょう。美術品の中には、湿度が低くなると状態が悪化するものもあります。
まずは、自分が保管しようと考えている美術品はどういった環境で保管するのが理想的か調べてみるのがおすすめです。
保管中に作品が傷まないように注意
美術品の保管トラブルとしてよく挙げられるのが、保管期間中に作品が傷んでしまう問題です。例えば、絵画が変色した、カビが生えたなどが挙げられます。
湿度管理が不十分な倉庫はカビが生えやすいので、湿度管理をしっかり行ってくれる倉庫を選ぶことが重要です。
セキュリティや万が一の対策にも注目
美術品の中には非常に価値が高いものも存在します。倉庫のセキュリティや、火事などが起こった際の対策が十分に取られているかも確認しておきましょう。
燃えやすい美術品の場合、火事に備えて耐震耐火構造になっているような倉庫を選択しておいたほうが良いです。また、何か起こった際にすぐに担当者の対応しやすいように、24時間管理体制の倉庫を選ぶのも良いでしょう。
倉庫によってどのような対策を取られているのかは全く違います。ホームページなどを参考にしたり、実際に倉庫に足を運んだりして、自分の目で見て納得して預けられるような倉庫を選びましょう。
【システム建築編】美術品保管倉庫の施工事例
※残念ながら、システム建築タイプの美術品保管倉庫に関する施工事例は見つかりませんでした。
【プレハブ建築編】美術品保管倉庫の施工事例
※残念ながら、プレハブ建築タイプの美術品保管倉庫に関する施工事例は見つかりませんでした。
【テント倉庫編】美術品保管倉庫の施工事例
テントタイプの美術品保管倉庫の施工事例を紹介します。
ファインアートかわばた

(https://maklife.co.jp/case/186/ )
屋外で砂の美術品を展示する際、雨風によって作品が傷んでしまうことがないように作られたテント式の倉庫です。大型の開閉式テントであり、仮説的な設置に対応しています。作品を取り壊す際には撤去が可能であり、再度作品を創る際にまた設置できるのも特徴です。